グリーンバック動画素材の使い方|Premiere Proで背景を透過する方法

グリーンバック動画素材

当サイトでは、一部の動画素材を「グリーンバックMP4」「背景透過MOV」「背景透過WebM」の3種類で配布しています。

グリーンバックMP4は、動画編集ソフトのクロマキー機能を使って、緑色の背景を透明にして使用する素材です。

背景透過MOVと背景透過WebMには、あらかじめ透明部分の情報が含まれているため、対応する編集ソフトでは背景を抜く作業をせずに使用できます。

この記事では、Premiere Pro(Adobe Premier)でグリーンバック素材を使う方法を紹介します。

グリーンバック素材はそのまま重ねるだけでは使えない

グリーンバック素材

グリーンバックMP4を動画の上に配置すると、最初は緑色の背景も一緒に表示されます。

これは素材の不具合ではありません。

編集ソフトで緑色を指定し、背景を透過して使用します。

背景を抜く作業をせずに使いたい場合は、背景透過MOV版をご利用ください。

Premiere Pro(Adobe Premier)でグリーンバックを透過する方法

背景にしたい動画をタイムラインに配置する

まずは、背景として使用する動画や画像をタイムラインに配置します。

グリーンバック素材を上のトラックに配置する

背景動画の上に、ダウンロードしたグリーンバック素材を配置します。

Ultraキーの使い方
  • グリーンバック素材:V2
  • 背景動画:V1

のように、素材を背景よりも上のトラックに置いてください。

「Ultraキー」を適用する

「エフェクト」パネルを開き、検索欄に「Ultra」と入力します。

Ultraキーの使い方

表示された「Ultraキー」を、グリーンバック素材へドラッグ&ドロップします。

スポイトで緑色を選択する

グリーンバック素材を選択し、「エフェクトコントロール」を開きます。

Ultraキーの使い方
キーカラーの緑色の隣にあるスポイト

Ultraキーの「キーカラー」にあるスポイトをクリックし、プレビュー画面の緑色部分を選択します。

緑色の背景が透明になり、下に配置した動画が見えるようになります。

Ultraキーの適用から背景を透過するまでの流れを動画でも確認できます。

動画は、手順3「Ultraキーを適用する」から始まります。

緑色が残る場合の調整方法

素材の輪郭に緑色が残る場合は、Ultraキーの設定を少し調整します。

輪郭に緑色が残る場合は、「マットの生成」にある項目を少しずつ調整します。

  • 透明度
  • ハイライト
  • シャドウ
  • 許容量

設定を強くしすぎると、素材本体の一部まで透明になることがあります。

素材や背景によって適切な設定は異なるため、決まった数値はありません。

プレビューを確認しながら少しずつ調整してください。

また、赤色や半透明部分を含む素材では、緑色を透過したあとに輪郭へ黄色味が残る場合があります。

色味や細い線をきれいに表示したい場合は、背景透過MOV版または背景透過WebM版をご利用ください。

素材によっては、きれいに透過できない場合があります

集中線などの素材は、細い線や半透明の部分を含んでいます。

そのため、グリーンバックを透過すると、

  • 線の周りに緑色が残る
  • 細い線が消える
  • 輪郭が少し荒れる

といったことがあります。

これはクロマキーの仕組み上、完全には避けられない場合があります。

きれいに合成したい場合は、背景透過MOV版がおすすめです。

背景透過MOVとの違い

グリーンバックMP4と背景透過MOVには、以下のような違いがあります。

形式特徴
グリーンバックMP4容量が軽く、クロマキーに対応した編集ソフトやアプリで使えます
背景透過MOV背景を抜く作業が不要で、細い線や半透明部分もきれいに表示しやすい形式です

当サイトでは、Windows版のAdobe Premiere ProとAfter Effectsで動作を確認しています。

そのほかの編集ソフトやスマートフォンアプリでは、読み込めない場合や、透明部分が黒く表示される場合があります。

まとめ

Premiere Pro(Adobe Premier)では、Ultraキーを使ってグリーンバック素材の背景を透過できます。

  • 背景動画の上にグリーンバック素材を置く
  • Ultraキーを適用する
  • スポイトで緑色を選択する
  • 必要に応じて設定を調整する

グリーンバックできれいに抜けない場合は、背景透過MOV版も試してみてください。