YouTubeライブ配信が時間が経つほど遅れるのはなぜ?更新で直る理由も解説

YouTubeライブ配信が時間が経つほど遅れるのはなぜ

YouTubeのライブ配信を見ていて、「あれ、さっきより映像や音声が遅れてる」と感じたことありませんか?

配信を見始めたときは普通だったのに、時間が経つにつれて、チャット欄の内容と自分が見ている画面のズレがどんどん大きくなっていく。

まだその話の内容聞いてないよ?っていう内容が流れていく。

画質を下げても変わらないし、ページを更新すると一旦直るけれど、また少しすると遅れ始める。

私もこの現象、気になったことがあるんです。

そのときは「ライブ配信だから仕方ないことなんだろうな」と思って、不便だけれど特に理由を調べずにいました。

実はこれ、配信開始直後にある「タイムラグ」とは別の現象で、ちゃんとした理由があることがわかりました。

この記事では、YouTubeライブ視聴中にどんどん遅延が大きくなる原因と、更新すると直る理由を解説します。

YouTubeライブ配信の時間が経つほど遅延が大きくなるのはなぜ?

YouTubeライブ配信の時間が経つほど遅延が大きくなるのはなぜ?

これは、「バッファ」が少しずつ大きくなっていくことが原因です。

バッファとは、映像を少しだけ先に貯めておく仕組みのことです。

たとえば、最新の映像から3秒分を貯めておいて、実際に再生するのは3秒前の映像にする、というイメージです。

こうしておくことで、通信が一瞬不安定になっても、貯めてある分の映像で再生を途切れさせずに続けられます。

たとえばWi-Fiが一瞬切れたとしても、バッファに貯めてある映像がある間は再生が止まらずに済む、という感じ。

このバッファの量は、本来は一定であるべきなのですが、視聴環境や通信状況によって、少しずつ増えていってしまうことがあります。

バッファが増えるということは、「貯めてある映像」が増えるということなので、結果的に再生される映像がどんどん過去のものになっていきます。

これが、視聴開始直後は気にならなかったズレが、時間が経つにつれてどんどん大きくなっていく理由です。

画質を落としても変わらないのは、画質とバッファの増加は別の問題だからです。

画質は映像のきれいさを決めるもので、バッファは「どれだけ過去の映像を再生しているか」を決めるもの。

仕組みとして関係がないので、画質を下げても遅延の蓄積は解消されません。

YouTubeライブ配信開始直後のタイムラグとは違う現象

YouTubeライブ配信開始直後のタイムラグとは違う現象

ライブ配信には、もともと「配信者の映像が視聴者に届くまでの時間差(タイムラグ)」があります。

これは配信開始時から発生しているもので、設定によって2〜3秒〜10秒前後など、ある程度決まった範囲に収まっています。

今回お話ししている「時間が経つほど遅延が大きくなる」現象は、これとは別物です。

配信開始時のタイムラグは「最初からあるズレ」で、ある程度の範囲で安定しています。

一方、バッファの蓄積による遅延は「視聴を続けているうちに、どんどん増えていくズレ」です。

つまり、「配信開始直後から数秒〜十数秒ズレている」のは仕組み上当たり前のことで、「見ているうちにズレがどんどん広がっていく」のは、バッファが増え続けているサイン、ということになります。

配信開始時のタイムラグについては、配信の待機画面はなぜあるの?開始後もしばらく続く理由を解説でも詳しく解説しています。

なぜ更新すると直るのか

なぜ更新すると直るのか

ページを更新すると遅延が一旦直るのは、更新によって、それまで貯まっていたバッファがリセットされ、最新の映像から再生し直されるためです。

更新した直後は、バッファが最小の状態からスタートするので、遅延も小さくなります。

ただ、その後また視聴を続けていると、同じようにバッファが少しずつ増えていき、数十秒〜数分後にはまた遅延が気になってくる、ということが起こります。

「更新すれば直るけど、またすぐ遅れてくる」というのは、まさにこのバッファが増えたり、更新でリセットされたりを繰り返しているからなんですね。

視聴者側でできる対処

視聴者側でできる対処

YouTube配信を視聴していて遅延が気になるときに、視聴者側で試せることをまとめます。

  • ページを更新する:一番シンプルな方法です。バッファがリセットされ、遅延が小さくなります
  • 「ライブ」表示をクリックする:再生位置を最新(先頭)に戻せる場合があります
  • 通信環境を確認する:Wi-Fiが不安定だと、バッファが増えやすくなることがあります

残念ながら、遅延が増えていくこと自体を完全に防ぐ方法はなく、気になったときに更新する、というのが現実的な付き合い方になります。

配信者側の遅延設定(低遅延・超低遅延)によっても変わってきますが、これは視聴者側で変更できるものではありません。

まとめ

  • 時間が経つほど遅延が大きくなるのは、視聴側の「バッファ」が少しずつ増えていくことが原因
  • 更新すると直るのは、バッファがリセットされて最新の映像から再生し直されるため
  • 画質を下げても変わらないのは、画質とバッファの増加が別の問題だから
  • 気になったら更新する、というのが現実的な対処法

視聴中にだんだん遅れてくるのは、配信や通信の不具合ではなく、こういう仕組みによるものでした。

理由が分かると、「あれ、なんで?」と不安になることも減ると思います。

↓ライブ配信を巻き戻したいのにできない理由はこっちの記事で説明しています。