VTuberさんや配信者さんのライブ配信を見ていると、開始時刻になっても最初の数分は「準備中」「まもなく開始」といった待機画面のまま、ということがありますよね。
「配信の待機画面って、なぜあるんだろう?」
「これはYouTube側のシステムの問題?それとも配信者さんがわざとやっているの?」
見ている側だと、こんな風に不思議に思ったことがあるかもしれません。
これ、実は「配信するときにはタイムラグが起きているから」なんです。
私は実際に配信の裏方をしたことがあるので、「待機画面はなぜあるのか」という疑問に、配信する側の視点からお答えしていきます。
配信の待機画面はなぜ必要なの?

そもそも、なぜ配信者は待機画面を出すのかというと。
一番の理由は、見に来てくれた人を不安にさせないためです。
配信枠を開いてから実際に話し始めるまでには、どうしても少し時間がかかります。
その間が真っ暗だったり無音だったりすると、見に来た人は「あれ、これ始まってるの?故障かな?」と不安になって、離れてしまうことがあります。
「まもなく開始します」と書かれた待機画面があるだけで、「ちゃんとこれから始まるんだな~」と安心して待ってもらえます。
配信の時間に突然始まるスタイルの方もいらっしゃいますが、そういう方はすでにフォロワーが多かったり認知度が高い人が多い気がします。※有名人の方とかで個人で配信される場合。
そうじゃない場合には、待機画面が用意されていることが多いと感じます。
開始時刻を過ぎても待機画面のままなのはなぜ?

ここが、見ている人が一番不思議に思うところだと思います。
「開始時刻になったのに、なんで数分も準備中のままなの?」と。
これには大きく2つの理由があります。
「YouTube側の仕組み」と「配信者側の都合」です。
理由1:ライブ配信には「タイムラグ」がある(システム側の理由)
ライブ配信は、配信者が映している映像が視聴者に届くまでに、時間差(タイムラグ)があります。
配信者がもう話し始めていても、視聴者の画面にはまだ届いていない、ということが普通に起こります。
だから「開始時刻を過ぎても待機画面のまま」に見えることがあるんですね。
配信を見ていて、コメントを入れたはずなのに、画面にコメントが反映されるタイミングがズレている、ということはありませんか?
あれも、実際にYouTubeなどで配信されている画面と、配信者さんの手元の時間が少しズレているからです。
私も配信の裏方をしていたとき、YouTubeの配信画面がちゃんと映っているか確認するために、あえてYouTube側の画面を見ながら配信していたのですが、コメント欄に入るコメントと、自分が話している内容にタイムラグがあって、とてもやりにくかったのを覚えています。
YouTubeライブの場合、この遅延は設定で変えられて、おおまかに3段階あります。
- 通常の遅延:一番遅延が大きいが、映像が安定しやすい
- 低遅延:遅延は10秒前後
- 超低遅延:遅延は約2〜3秒。視聴者とのリアルタイムなやり取りがしやすいが、画質がやや落ちることがある
私自身、配信していて通常の設定で5秒~10秒くらいのタイムラグを感じます(一番安定する設定の場合)。
設定や回線によっては、もっとずれることもあります。
なので、見ている側が「あれ、始まらないな」と思っても、実は配信者はもう始めていて、数秒〜十数秒遅れて届いているだけということはよくあったりします。
理由2:開始してからでないとできない準備がある(配信者側の理由)
もう一つは、配信者側の理由です。
配信ソフトの設定が合っていても、実際に配信を始めてみないと「ちゃんと見ている人に届いているか」は確認できません。
映像が映っているか、音は出ているか。
配信者は待機画面を出しながら、自分の配信を別画面でチェックしていることが多いです。
「コメント見えてますか?」と最初に確認しているのも、視聴者がいる状態でないとテストできないからです。
さらに、配信を始めた直後はまだ視聴者が少ないこともあるので、少し待機時間を取って、人が集まるのを待っているという面もあります。
いきなり本編を始めると、後から来た人が出遅れてしまうので、その配慮でもあるんですね。
これは「戦略的」と言えるかもしれません。
何分も準備中のままなら、トラブルの可能性も

タイムラグや準備で数秒〜数十秒待つのは普通ですが、何分も待機画面のまま動かない場合は、配信者側で機材や接続のトラブルが起きていたり、単純に開始が遅れている可能性もあります。
見ている側としては、数分待っても始まらないなら、一度ページを更新(PCならF5)してみるか、少し時間を置いてから戻ってくるということをやってみてもいいと思います。
配信者側のトラブルの場合、配信者がSNSで現在の状況を投稿していたりするので、チェックして「なにかトラブルが起きていないか?」を確認してみるのもありですね。
まとめ:待機画面は「ちゃんと配信するため」の大事な時間
- 待機画面があるのは、見に来た人を不安にさせないため
- 開始後も待機画面なのは、ライブ配信のタイムラグ(システム側)と、開始後の確認・人を待つ時間(配信者側)の両方が理由
- YouTubeの遅延は設定で変わる(通常/低遅延10秒前後/超低遅延2〜3秒)
- 何分も始まらないなら、トラブルや遅刻の可能性。
見ている側からすると「何もしていない時間」に見える待機画面ですが、配信する側にとっては、配信を安定させて気持ちよく本編に入るための大事な時間です。
ちなみに、これから配信する人に向けて「待機画面は何分前から出すといいのか」を別の記事でまとめています。→ 配信の待機画面は何分前から出す?
配信中に離席する方法についてはこちら→配信中にトイレ行きたくなったらどうする?離席のやり方まとめ
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